東京などで開催・R&B/Funk系セッションのコツ

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💡本記事ではR&Bファンク系のセッションの大まかな流れについて紹介していきます。

 

基本的に東京都内などで開催されるR&B/ファンク系(いわゆる16ビート調)の参加型ジャムセッションでは、その場でパッと出来そうな定番曲を中心にセッションしていきます。セッション初心者のお客様にもお気軽にご参加いただける企画も数多く開催されています。多くの場所では楽器・歌でのセッション参加の他、客席での見学も可能です。

 

実際に参加する際、事前に予約が必要なセッションもありますが、予約なしでフラッと参加できるセッションも多数開催されています。

 

R&B/Funk系のセッション参加に向けて知っておきたいこと

 

そもそもR&B/ファンクセッションとは

一般的にはファンクソウルR&Bフュージョン系の演奏曲を中心としたセッション(即興での合奏)を指します。中には、ファンク系などに加えてロックポピュラー系の音楽を演奏することが可能なセッションもあります。基本的には楽器での参加の他、ボーカル()での参加や、客席での見学も可能です。近年では、セッション初参加の方・初心者の方でもホストミュージシャンに声をかけて頂くことで、演奏しやすいようにセッティングしてくれるセッション東京都内を中心に増えてきています。ファンク系の定番曲の他、ジャズスタンダード曲を演奏することも度々ありますが、4ビート調では演奏せず、8ビート調や16ビート調にアレンジしてセッションする事が多いです。

 

R&B/ファンク系のセッションでの持ち物

基本的にドラムセッション用にフルセットで設置されているので、スティックのみ持参すれば大丈夫です。また、キーボード(ピアノ)の他、ボーカル用マイクやサックス(管楽器)用マイクはお店に置いてあるので手ぶらでも大丈夫ですが、心配な場合は譜面歌詞カードを持ち込むと安心してセッションに参加出来ます。ギターベースはお店に置いてある場合もありますが、セッションの中でセッティングの時間は限られてますので、自分の楽器を1本持ち込みは必須であると考えた方が良い上に、エフェクターの持参も最小限に抑えた方がスムーズに参加出来ます。

 

R&B/ファンクセッションの大まかな流れ

 セッションごとにプレイヤー同士で演奏曲を決めます。予め、演奏したい曲や出来そうな曲を何となく頭の中で考えておくことで、セッションでの演奏曲がスムーズに決まります。

 演奏曲を決めた後、最初に音を出し始めたプレイヤーのリズムやフレーズに合わせて、それぞれの楽器パートが各々自由に演奏を重ね、イントロを形成していきます。

 次にテーマ(メロディ)を2周(もしくは1周)します。

その後は「ソロ回し」と呼ばれる各担当楽器の数周ほどのソロを順番に披露するパートに入っていく事が多いです。セッションでは基本的にソロを終える際に身体ごと他のプレイヤーを見る等の方法で分かりやすく合図を出します。この合図を出す事がソロを終わらせる際の大事な手順の1つとなります。セッションでのソロを回す順番は演奏前に話し合って決める場合も多いですが、基本的には管楽器→ギター/キーボード(ピアノ)→ベース→ドラムという流れになる事が殆どです。なお、セッション初参加の方・初心者の方でソロやアドリブに慣れていない場合、ホストミュージシャンに声をかけて頂くことで、ソロの出番を省略してくれるセッションも多いです。

ソロ回しが終わったら、最後にもう一回テーマを1〜2周し、その曲ごとのエンディングに入り、演奏が終わりとなります。プレイヤーの人数にもよりますが、ここまでのセッションの演奏時間の合計はおよそ5〜15分ぐらいです。

 

セッションの参加楽器例

ギター、ベース、ドラム、管楽器、鍵盤、パーカッションなど

 

R&B/ファンクセッションでの曲例

The Chicken /Jaco Pastorius

Cissy Strut /The Meters

Chameleon /Herbie Hancock

Cantaloupe Island /Herbie Hancock

Feel Like Makin' Love /Robert Fleck

Georgy Porgy /TOTO

Just The Two Of Us /Grover Washington Jr

Isn't She Lovely /Stevie Wonder

Sunny /Bobby Hebb

Spain /Chick Coreas

 

セッションの参考動画

Cissy Strut

Feel like makin' love

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R&B/ファンク系のセッションで用いられるリズムパターンの例①(画像はドラムにおける基本のパターンの例)
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R&B/ファンク系のセッションで用いられるリズムパターンの例②(画像はドラムにおけるハネたパターンの例)

 

まずは一度、セッションが行われる会場に足を運び、演奏の模様を見学してみる事をお勧め致します。

 

自分に合ったセッションの選び方については以下の記事にて詳しく解説しております。